司法書士第7期中国・四国ブロック新人研修レポート(前半)
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| ブロック研修開始 |
中央新人研修が始まる数日前、ブロック研修の教材が届きました。バインダー1冊に収められたレジュメと案内資料です。
実務経験の有無を調べるためのハガキ(グループ分けの資料とするためらしい)を研修前に返送する他、司法書士についてのアンケート用紙がありましたが、事前課題はなかったので準備にあわてることはありませんでした。
2月17日(研修第1日目)
中国・四国ブロック研修は岡山と香川で交互に行われることになっているそうです。
今年は岡山の番で、岡山県青年館が研修所です。宿泊は青年館に2泊(ただし和室5人部屋)、カルチャーホテルに4泊でした。
駐車スペースがあったので車で来ている受講生も6名ほどいました。荷物も大きいし、途中からカルチャーホテル・青年館の往復(徒歩20分)が始まるので私も車でした。足がない人を車に同乗させてあげたり、地元なのでちょっと自宅に帰ってくる等には車が重宝しました。
12時から受付開始、13時から開校式だったので、岡山車組は早めに集合して昼食を一緒にとってから開校式に望みました。受講生は47名と少なかったので、ちょうどその人数が納まるくらいの研修室でその後も講義が続くことになりました。
会議用長机とパイプ椅子だったので座りごこちは…です。
休憩時間が短く、講義時間が長いので、1日中座ってるだけで疲れる感じ。ただ退室しても教材を机に置きっぱなしにできたので、荷物運びの手間は省けました。
ペットボトルのウーロン茶やコーヒー等を用意してくださっていたので、講義中も喉を潤すことができたのが中央研修とは異なっていました。
開校式は実行委員長である鳥取県会の藤田義彦氏の挨拶を皮切りに、諸先生方の挨拶で終わりました。
続いてオリエンテーションがありスタッフ紹介等があった後、13時45分から早速講義が始まりました。午後1コマ目はビデオ「消えない抵当権」の上映、2コマ目が広島県会の酒井寿夫氏によるビデオに基づいた「登記立会の実務(1)」という講義でした。
「消えない抵当権」は群馬司法書士会青年会の方々が3、000万円かけて作ったドラマで、出演者も現役の先生方(友情出演・糸井重里氏)で若手司法書士が悪徳(?)分譲業者と立ちまわる内容です。悪徳分譲業者が登記簿謄本の偽造をしていたり、クライマックスの立会ははらはらドキドキものです(オチは見えてましたが)。
特に最後の立会場面はベテラン司法書士がする書類確認がクローズアップされ、手際のよさと慎重さは大変勉強になりました。
夕方17時半に講義が終わると、宿泊部屋に荷物を運んでフリータイムです。
夕食は食費現金支給(1食1、500円)で自由食です。この日は夕食兼飲み会ということで街に繰り出しました。帰館後はまた外出する者あり、部屋で飲み会する者あり、まったりする者あり。
青年館は門限夜10時半だし、入浴も共同風呂で時間制限ありで、ちょっと不自由でしたね。
2月18日(研修第2日目)
午前1コマ目は広島県会の岡村正文氏による「登記立会の実務(2)」で、土地売買契約証書の読み取り方解説、登記立会事務説明書の解説がありました。
立会説明書は、立会の際に売買代金等の授受に時間がかかるのでその合間にを使って当事者、関係者に取引内容等の説明や確認を行わせるというもので、最後に署名捺印をもらい、当事者への説明義務や取引内容を明確にし証拠性も備えるという趣旨のものだそうです。
医者がいうところのインフォームド・コンセントが大切ということで、今後こういう調書を作る方向にしていこうというお話でした。
2コマ目は「登記立会の実務(3)」で、模擬立会の実演です。銀行の一室に関係当事者が入室してくる様子から始まり、リアルに立会を再現していただきました。
昼食をはさんで、午後は愛媛県会の松下純一氏・遠賀紀臣氏による「登記とその周辺業務」、伊佐岡弥一氏による「実務としてみる土地家屋調査士の業務」の講義でした。
周辺業務は農地法、都市計画法、建築基準法等の各種行政規正法についての解説で、調査士業務としては合筆、分筆、建物表示登記についての解説でした。
中央研修に比べ、ブロック研修は各論的な分野で実務に直結した講義内容なので、受講生も集中して聞いていました。その分、疲労も激しかったようですけど。
夕方からはグループ別食事会。各8名くらいずつのグループに別れ、現役の先生が何人かそれにくわわって談笑しながらの飲み会みたいなものです。
このとき女性陣は女性だけのグループになっていて、参加する先生方も皆地元岡山の女性の先生方でした。他のグループは酒の席なので盛り上がっていたようでしたが、この女性グループは大先輩もいらっしゃったので、みんな借りてきた猫状態になっていました(笑)。
食事会の後は各宿泊部屋で飲み会となっていた模様ですが(グループ別食事会で余ったアルコール類も引き上げてきました)、某部屋ではハプニングがあったりと話題にことかきませんでした(恐ろしすぎて公表できない…)。
2月19日(研修第3日目)
午前中は岡山県会の国貞繁樹氏による「商業登記実務(1)財務諸表の見方、増資・組織変更の実務」、午後は鳥取県会の向井潤氏による「不動産登記の特殊な添付書面」の講義がぶっ続けでありました。
途中10分休憩はあるものの、講師も受講生も大変だったようです。
商業登記実務はそのタイトルどおり、財務諸表の見方を実存会社の計算書類を参考資料として分かりやすく解説していただきました。
特殊な添付書面では「たかが名変というけれど…」という登記名義人表示変更・更正登記研究書と誤字俗字・正字一覧表という冊子をおまけでいただきました。レジュメでいただいた租税特別措置法の適用要件も分かりやすく表にまとまっていて、実務で重宝しそうです。
他にも県会が作った実務書の販売やEXCELの利息計算マクロの配布も行われていました。その他日替わりで業務システムや印鑑・書籍等の関連用品取扱店が出店していて、デモをやったり予約を受け付けたりもして商戦がくりひろげられていました。
どこも「ブロック研修期間特別割引」のふれこみで衝動買いを誘っていましたが、成果はどうだったのでしょう。ちなみに私もいくつか書籍は予約購入してしまいました。
この日は夕方17時に講義が終わると、カルチャーホテルに全員お引越しでした。
ホテルはシングルルームで門限もなくなるので、この日から夜も自由に動けるようになりました。その反動か、この頃から皆疲労がたまっていきはじめていたようです。
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